国際行政書士斉藤事務所
公開更新

建設業許可は個人と法人どちらで取る?福岡で法人成りを考える方へ

こんな方へ:個人と法人、今の事業に合う申請を選びたい方へ

建設業許可は、法人で取得している事業者が多いですが、個人事業主として取得する選択も十分によい方法です。
法人には信用面やお金の管理面の利点があり、個人には今の事業形態で準備を進められるよさがあります。
大切なのは、今の仕事と将来の計画に合わせて、必要な許可を整えて事業を続けることです。

個人と法人は、営業する主体と許可の名義が異なります

事業と生活のお金を整理する視点も、個人か法人かを考える手がかりになります。

法人には、信用面とお金の管理面のメリットがあります

法人は、会社として事業内容や体制を示せることが、取引先から信用を得るうえで利点になる場合があります。
とくに大きいのは、事業のお金と生活のお金を分けて、管理しやすくなることです。
会社の口座や帳簿を整えると、売上、経費、会社に残る資金を把握しやすくなります。

さらに詳しく説明を閉じます

法人は、会社として事業内容や体制を示せることが、取引先から信用を得るうえで利点になる場合があります。
とくに大きいのは、事業のお金と生活のお金を分けて、管理しやすくなることです。
会社の口座や帳簿を整えると、売上、経費、会社に残る資金を把握しやすくなります。

取引先が重視する条件も確認しながら、事業の進め方を考えましょう。
日々の支払いと今後の資金繰りを考える土台になります。

福岡県知事許可の名簿を集計した記事でも、法人で許可を持つ事業者が多くなっています。
これは許可を持つ事業者の構成を示すものです。
ご自身が選ぶ形は、今の仕事や今後の計画に合わせて考えられます。

個人で許可を取ることも、十分によい選択です

今の個人事業で必要な許可を取り、その形で仕事を続けることも、十分によい選択です。
許可の要件を確かめながら、受けたい工事に合う準備を進めましょう。
個人事業でも、事業用の口座と帳簿を整えれば、お金の流れを生活費と分けて管理できます。

法人化を検討する場合は、信用やお金の管理の利点と、設立・運営の費用や手続きも合わせて考えます。
個人で続ける場合も、法人を選ぶ場合も、実際に営業する事業者が必要な許可を整えることを大切にします。

名義を選んだら、契約の主体と許可をそろえます

個人の建設業許可は、法人を設立しただけで新会社へ移るものではありません。
個人の許可を持ったまま法人成りする場合は、事業承継の認可を検討する方法と、新たに法人で申請する方法を整理します。
個人で取るか法人で取るかは、受注、設立、資金、社会保険、使える経験資料を並べて考えましょう。

さらに詳しく説明を閉じます

個人の建設業許可は、法人を設立しただけで新会社へ移るものではありません。
個人の許可を持ったまま法人成りする場合は、事業承継の認可を検討する方法と、新たに法人で申請する方法を整理します。
個人で取るか法人で取るかは、受注、設立、資金、社会保険、使える経験資料を並べて考えましょう。

個人事業主として請け負う仕事と、設立した会社として請け負う仕事は、契約の主体が異なります。
代表者が同じだから、個人名義の許可を法人の契約へそのまま使えるという整理にはなりません。
見積書や契約書、請求書の名義も、実際に営業する主体に合わせて確認します。

個人事業の時期に得た経営経験や工事経験が、法人の申請の要件を検討する材料になることはあります。
しかし、その経験を人の要件として使うことと、個人の許可そのものを会社へ移すことは別の話です。
個人事業の経験を要件の確認に使う場合も、会社として必要な許可手続きを合わせて確認します。

会社設立の登記と、建設業許可の申請や承継認可は、目的も手続きも異なります。
設立日だけで営業の切替えを決めず、いつから会社名義で契約を行うか、許可が必要な工事の予定がいつあるかを含めて検討します。

図1 個人で取るか、法人で取るか迷っています。個人でも法人でも、事業の形に合う許可を取得できます
個人でも法人でも、事業の形に合う許可を取得できます個人で取るか、法人で取るか迷っています。 営業と許可の主体:個人事業は個人事業主本人。法人は設立した会社。 お金の管理:個人事業は事業用口座・帳簿で生活費と分けます。法人は会社の口座・帳簿で事業を管理します。 選ぶときの視点:個人事業は今の事業形態で取得を進められます。法人は信用面と資金管理面に利点があります。 共通:どちらも前向きな選択です。実際に営業する主体で、必要な許可を整えます。 個人での取得もよい選択です。法人の利点と現在・将来の契約主体を合わせて考えられます。 法人の信用は取引先の評価等にもよります。法人設立だけでは、個人の許可が会社へ移ることはありません。個人事業法人営業と許可の主体個人事業主本人設立した会社お金の管理事業用口座・帳簿で生活費と分けます会社の口座・帳簿で事業を管理します選ぶときの視点今の事業形態で取得を進められます信用面と資金管理面に利点があります共通:どちらも前向きな選択です。実際に営業する主体で、必要な許可を整えます。
個人でも法人でも、事業の形に合う許可を取得できます個人で取るか、法人で取るか迷っています。 営業と許可の主体:個人事業は個人事業主本人。法人は設立した会社。 お金の管理:個人事業は事業用口座・帳簿で生活費と分けます。法人は会社の口座・帳簿で事業を管理します。 選ぶときの視点:個人事業は今の事業形態で取得を進められます。法人は信用面と資金管理面に利点があります。 共通:どちらも前向きな選択です。実際に営業する主体で、必要な許可を整えます。 個人での取得もよい選択です。法人の利点と現在・将来の契約主体を合わせて考えられます。 法人の信用は取引先の評価等にもよります。法人設立だけでは、個人の許可が会社へ移ることはありません。A個人事業B法人営業と許可の主体A個人事業主本人B設立した会社お金の管理A事業用口座・帳簿で生活費と分けますB会社の口座・帳簿で事業を管理します選ぶときの視点A今の事業形態で取得を進められますB信用面と資金管理面に利点があります共通:どちらも前向きな選択です。実際に営業する主体で、必要な許可を整えます。

この図で分かること個人での取得もよい選択です。
法人の利点と現在・将来の契約主体を合わせて考えられます。

法人の信用は取引先の評価等にもよります。
法人設立だけでは、個人の許可が会社へ移ることはありません。

出典:建設業法 第3条・第17条の2/福岡県「建設業許可の承継の手引き」/福岡県「建設業許可業者の検索、書類の閲覧、名簿について」/日本政策金融公庫「創業の手引」事業形態。

承継認可と新規申請は、空白期間や引継ぎの対象を確認して選びます

事業承継の認可は、会社設立の登記とは別に準備する制度です。
個人事業から会社へ事業を譲り渡す場合も、要件を満たし事前に認可を受ける仕組みを検討します。
法人を作った後で自由な日にさかのぼって切り替える手続きではないため、実行前の相談が重要です。

さらに詳しく説明を閉じます

事業承継の認可は、会社設立の登記とは別に準備する制度です。
個人事業から会社へ事業を譲り渡す場合も、要件を満たし事前に認可を受ける仕組みを検討します。
法人を作った後で自由な日にさかのぼって切り替える手続きではないため、実行前の相談が重要です。

県の承継手引きでは、法人成りの譲受先は法人設立後に認可申請を行う扱いです。
法人の設立前から要件と予定を相談し、設立後に申請する順番を組み立てます。

県の承継手引きは福岡県の承継手引きです。
認可による承継では、許可に係る建設業の全部を引き継ぐことなど、対象となる事業と要件を確認します。

引き継ぎたい部分だけを都合よく選べると考えず、既存の許可業種や一般・特定の関係も整理してください。

廃業と新規の方法を選ぶ場合は、旧許可がなくなってから法人が許可を受けるまでの営業の扱いを確認します。
県の手引きでは、その間は許可業者として営業できないことが示されています。
許可番号がそのまま続くと思い込まず、取引先や発注者の登録への影響も確かめます。

出典:建設業法 第17条の2/福岡県「建設業許可の承継の手引き」・従来の廃業と新規との関係。

財産と社会保険は、法人成り後の会社の状態で確かめます

一般建設業の財産要件は、該当する経路を確認します。
個人の預金や事業の財産が、そのまま法人の財産要件の説明になるとは限りません。
会社設立時の資金、開始時の財務資料、決算の有無、申請区分を整理して、何で説明するかを確認します。

さらに詳しく説明を閉じます

一般建設業の財産要件は、該当する経路を確認します。

次のいずれか:
①自己資本500万円以上
②500万円以上の資金調達能力(残高証明等)
③直前5年間許可を受けて継続営業

個人の預金や事業の財産が、そのまま法人の財産要件の説明になるとは限りません。
会社設立時の資金、開始時の財務資料、決算の有無、申請区分を整理して、何で説明するかを確認します。

県の手引きでは、個人の許可の要件を保つため、承継前に常勤役員等(旧:経営業務の管理責任者)や営業所技術者等(旧:専任技術者)を法人へ移すことに注意を求めています。
保険の加入時期については、認可申請の受付後に審査担当者と調整する扱いもあるため、所属や保険の切替日は、設立日と認可手続きの予定を並べて確認します。

本人だけが新会社の代表取締役となる場合にも、県独自の確認手順があるため設立前から相談します。

設立前から、資本金だけでなく会社としての資金繰りや必要な支出を考えます。
許可の要件を満たすための数字を置くことと、実際に事業を運営する資金を確保することは、同じ確認ではありません。
会社と個人の資金を分け、実際の取引と資金移動を説明できる計画を立てます。

社会保険についても、個人の一人親方だったときと、法人で役員等として働くときでは、適用の確認が変わります。
個人の時に適用除外だったから法人でも同じと考えず、報酬や勤務、従業員の構成に応じた加入状況を確認します。
手続きの実行は社会保険労務士等と相談して整えます。

法人成りを予定しているなら、許可だけでなく、契約、請求、入金、従業員の所属、事務所の使用関係をいつ切り替えるかも整理します。
個人名義の契約や資料が残る期間に、誰が工事を引き受けているかが曖昧になると、許可の申請資料とも説明が合わなくなることがあります。

まだ会社を設立していない段階では、希望する営業の開始時期と、要件を確認するためにそろえられる資料を書き出しましょう。
資本金の準備に加え、経営や技術者の経験を説明する資料も整えます。
会社を作る担当者と許可の準備をする担当者が別の場合は、設立や事業の移転の予定を共有し、手続きを行き来して確認することが大切です。

出典:建設業法 第7条/日本年金機構「適用事業所と被保険者」/福岡県の申請案内。

個人事業の経験を使うなら、営業と在籍の資料を保存します

個人事業の経営経験を法人の申請で検討する場合は、いつから何の工事をどのように請け負っていたかを示す資料が必要になります。
確定申告等の資料、工事の契約書や請求書、入金の記録等を、事業の時系列に合わせて整理します。

さらに詳しく説明を閉じます

個人事業の経営経験を法人の申請で検討する場合は、いつから何の工事をどのように請け負っていたかを示す資料が必要になります。
確定申告等の資料、工事の契約書や請求書、入金の記録等を、事業の時系列に合わせて整理します。

昔の屋号と現在の会社名が異なる場合は、同じ事業の経緯を説明する資料を確認します。
名称が似ている場合も屋号が変わった場合も、変更前後の事業と経験のつながりを資料で確認します。
どの事実をどの資料で確かめるかを分けて見ることが大切です。

法人を設立する前後は、個人で受けた工事と会社で受けた工事が混在することがあります。
請求書の発行や入金の口座も含め、契約の主体を正しく整理します。
許可の申請のために、個人の仕事を後から会社の仕事として書き換えるような方法は選べません。

出典:建設業法 第7条/福岡県の手引き・経営経験と確認資料。

設立と営業の切替えは、税務や契約の予定とも合わせます

個人で先に許可を取る選択には、現在の個人事業で受注したい工事があるという事情が関係します。
法人で申請する選択には、近く会社を設立して新会社で営業する予定などが関係します。
どちらが全員に有利という結論を出さず、現在と将来の契約の主体を明らかにします。

さらに詳しく説明を閉じます

個人で先に許可を取る選択には、現在の個人事業で受注したい工事があるという事情が関係します。
法人で申請する選択には、近く会社を設立して新会社で営業する予定などが関係します。
どちらが全員に有利という結論を出さず、現在と将来の契約の主体を明らかにします。

法人化による税負担や資産移転の税務は、税理士の確認が必要です。
許可のための順番を整理することと、会社設立や財産移転の方法を税務面から決めることを分けて確認していきましょう。
取引先との契約をどう切り替えるか、借入れ等の手続きに何が必要かも、関係する相手へ確認します。

事業を譲渡する予定がある場合は、実行日を決める前から、認可を受けるための要件と審査の予定を確かめます。
会社の設立だけ先に進み、人員や営業所の確認が残ったまま営業の名義を変える状況を避けるため、各手続きの前提を共有しましょう。

図2 会社を作ったら、いつから会社名義で工事を受けられますか?法人成りでは、設立・認可・営業の切替えを合わせます
法人成りでは、設立・認可・営業の切替えを合わせます会社を作ったら、いつから会社名義で工事を受けられますか? 設立前の計画:法人と許可は承継の対象と要件を相談します。人・保険等は個人側の要件と移行予定を組みます。 設立・認可申請:法人と許可は法人設立後に認可申請を行います。人・保険等は要件を保ち、切替時期を調整します。 認可後・効力発生前:法人と許可は認可の内容と効力発生日を照合します。人・保険等は所属・契約・保険等の切替えを準備します。 この段階の後の境界:認可を受けた事業の効力発生日に、主体を切り替えます。 承継の効力発生後:法人と許可は認可の内容に沿い法人で営業します。人・保険等は実際の勤務・所属等を予定に沿い整えます。 登記だけで切り替えず、個人の要件を維持しながら法人への承継日程を組みます。 認可による承継を検討する場合の模式図です。許可に係る建設業全部等の要件があります。廃業・法人新規では許可の空白期間等を別に確認します。1/4 設立前の計画法人と許可承継の対象と要件を相談します人・保険等個人側の要件と移行予定を組みます2/4 設立・認可申請法人と許可法人設立後に認可申請を行います人・保険等要件を保ち、切替時期を調整します3/4 認可後・効力発生前法人と許可認可の内容と効力発生日を照合します人・保険等所属・契約・保険等の切替えを準備します認可を受けた事業の効力発生日に、主体を切り替えます4/4 承継の効力発生後法人と許可認可の内容に沿い法人で営業します人・保険等実際の勤務・所属等を予定に沿い整えます
法人成りでは、設立・認可・営業の切替えを合わせます会社を作ったら、いつから会社名義で工事を受けられますか? 設立前の計画:法人と許可は承継の対象と要件を相談します。人・保険等は個人側の要件と移行予定を組みます。 設立・認可申請:法人と許可は法人設立後に認可申請を行います。人・保険等は要件を保ち、切替時期を調整します。 認可後・効力発生前:法人と許可は認可の内容と効力発生日を照合します。人・保険等は所属・契約・保険等の切替えを準備します。 この段階の後の境界:認可を受けた事業の効力発生日に、主体を切り替えます。 承継の効力発生後:法人と許可は認可の内容に沿い法人で営業します。人・保険等は実際の勤務・所属等を予定に沿い整えます。 登記だけで切り替えず、個人の要件を維持しながら法人への承継日程を組みます。 認可による承継を検討する場合の模式図です。許可に係る建設業全部等の要件があります。廃業・法人新規では許可の空白期間等を別に確認します。1/4 設立前の計画法人と許可:承継の対象と要件を相談します人・保険等:個人側の要件と移行予定を組みます2/4 設立・認可申請法人と許可:法人設立後に認可申請を行います人・保険等:要件を保ち、切替時期を調整します3/4 認可後・効力発生前法人と許可:認可の内容と効力発生日を照合します人・保険等:所属・契約・保険等の切替えを準備します認可を受けた事業の効力発生日に、主体を切り替えます4/4 承継の効力発生後法人と許可:認可の内容に沿い法人で営業します人・保険等:実際の勤務・所属等を予定に沿い整えます

この図で分かること登記だけで切り替えず、個人の要件を維持しながら法人への承継日程を組みます。

認可による承継を検討する場合の模式図です。
許可に係る建設業全部等の要件があります。
廃業・法人新規では許可の空白期間等を別に確認します。

出典:福岡県「建設業許可の承継の手引き」・事業承継の要件。
税務や契約の具体的な処理は、担当する専門家と確認します。

今の許可と法人成りの予定を、LINEで整理します

相談時は、次の情報を分かる範囲でお知らせください。

  • 今の許可:個人の許可の有無、許可業種、有効期間。
  • 法人化の予定:会社を作る予定と、切り替えたい時期。
  • 変更後の体制:人や営業所の予定。

すでに会社を設立している場合は、個人と法人で現在どの仕事をしているかも整理します。

さらに詳しく説明を閉じます

すでに会社を設立している場合は、個人と法人で現在どの仕事をしているかも整理します。

取引先へ会社設立を知らせるときは、許可の状況についても実際に確認できた内容を伝えます。
会社の設立と、許可の引継ぎ・取得の進み具合は、分けて案内していきましょう。
協力会社登録や入札に関係する手続きの変更がある場合も、許可とは別に確認する必要があります。

個人と会社の資料は、切替え前後の関係を追えるように保管します。
契約主体が変わった時点、何の工事がどちらに属するか、何を承継したかが分かることは、許可だけでなく経理や取引の確認にも関係します。
会社設立の手続きを終えた後も、事業全体の切替えの確認を続けましょう。

承継認可の全体像は建設業許可を家族や法人へ引き継ぎたい|福岡の事業承継と相続で詳しく説明します。
個人と法人のどちらが今後の契約の相手方となるか、切替え前に取引先とも確認しましょう。

出典:福岡県の申請・承継の案内。

よくある質問

Q1一人親方でも、個人事業主として申請できますか?
個人事業主の申請も検討できます。
本人が経営と技術の役割を兼ねる場合は、それぞれの経験・資格と常勤性を確認し、個人の事業として示す資料をそろえます。
Q2法人化を考える場合、許可以外にどの利点を比べますか?
取引先への信用の示し方や、事業と生活のお金を分ける管理面も材料になります。
法人化が全員に有利と決めず、現在の契約と今後の計画を並べ、個人で続ける選択も含めて考えます。
Q3個人で持つ許可は、会社を設立すれば自動で移りますか?
個人と法人では営業する主体と許可の名義が異なるため、設立登記とは別に手続きを確認します。
法人の新規申請と承継認可の方法を、現在の許可と引き継ぐ事業の範囲から検討します。
ほかの質問を見る(Q4〜Q10)
Q4承継認可と法人の新規申請は、何を比べますか?
引継ぎの対象、人の体制、営業を切り替える予定と許可の空白を確認します。
会社設立の後に自由に日付をさかのぼる手続きとは考えず、実行前に必要な申請や資料の順序を整理します。
Q5個人事業での経営経験を、法人の申請に使うには何を残しますか?
いつ何の建設工事をどの立場で請け負っていたかを資料で示します。
確定申告、契約書、請求書、入金記録を時系列にし、旧屋号と新会社の経緯が分かる資料も確認します。
Q6個人名義の預金や財産は、新会社の資料にもそのまま使えますか?
申請する法人と、資料が示す名義・財産の状態を分けて確認します。
個人の資金が自動的に会社の財産になると考えず、設立時の財務資料や資金の移り方を整理して使う経路を確かめます。
Q7法人成りのとき、社会保険も前の状態のままでよいですか?
新会社の事業所と働く人について、適用と必要な届出を改めて確認します。
個人事業での加入資料に加え、法人化後の勤務と加入先を整理し、許可の確認資料へつなげます。
Q8取引先との契約名義を変える日は、設立日と同じにすればよいですか?
設立と営業・契約の切替えは、それぞれの予定を照合して決めます。
現在と切替え後の請負人、許可の名義、進行中の工事を一覧にし、手続きと契約の順序を確認します。
Q9すでに会社を設立した後でも、個人の事業との関係を整理できますか?
個人と法人が現在それぞれどの仕事をしているかを分けて確認します。
設立日だけで判断せず、契約、許可、人員、営業所と資金の実態をそろえ、今後どの主体で営業するかを明確にします。
Q10税金が有利かどうかも、許可の選び方と一緒に決められますか?
税負担や資産移転と、建設業許可の準備は関係していても別の判断が含まれます。
許可に必要な体制と切替日を整理し、税務は税理士等へ確認して、事業全体の計画と合わせます。