福岡のリフォーム業の建設業許可|工事内容から業種を選ぶ
こんな方へ:リフォームの工事内容から、必要な業種を選びたい方
専門工事の軽微な工事の基準
工事1件の請負代金が500万円未満(税込)
建築一式の基準とは別。税や支給材料の扱いを含めて判定します。
リフォーム業の許可は、「リフォーム」という営業名だけでは決まりません。
内装、木工事、塗装、屋根、給排水、電気など、実際に請け負う工事から業種を選びます。
大型の受注予定が出たら、契約前に工事区分と経験資料を整理しましょう。

建築一式を選ぶ前に、専門工事の内容を分ける
建築一式の許可があれば、内装や屋根などの専門工事を単独で広く請け負える、という関係ではありません。総合的な企画、指導、調整のもとで建築物を建設する工事と、個別の専門工事は、契約の実態に応じて区分します。工事代金が大きい、複数の職人が入るという理由だけで一式工事と判断しないようにします。
例えば壁紙や床仕上げが中心か、木材の加工・取付けが中心か、配管や設備の接続が中心かを整理します。判断の入口は建設業許可の業種一覧|福岡で工事内容から必要な業種を選ぶ、内装は福岡の内装仕上工事業許可|資格・経験と業種の境界、大工は福岡の大工工事業許可|資格・経験と業種の境界、塗装は福岡の塗装工事業許可|資格・経験と業種の境界です。
見積書の分類と業種区分は同一ではないため、見積の大項目だけでなく具体的な作業まで確認します。
出典:福岡県「建設業許可申請等の手引き」第1 建設業の許可のあらまし/建設業法 第3条・第7条・第8条・第11条・別表第一。
請求書に混ざる工事は、契約と施工資料をつなげる
「改修工事一式」と書かれた請求書だけでは、技術者の経験としてどの工事を説明したいのか伝わらない場合があります。過去の見積内訳、契約書、注文書、施工写真など、当時の工事内容が分かる資料を探します。営業上の名称を書き換えるのではなく、原資料同士のつながりを示す整理です。
実務経験の県の確認は次のとおりです。
標準の実務経験確認では、必要経験年数分の契約書等の写しを年1件以上と、当時の常勤確認資料を用意する。工事種類を判別できる資料が対象。受注した注文書は可、発注した注文書・見積書は不可。疑問点があれば追加資料の提出がある。
同じ期間を複数の業種の経験としてどのように扱えるかも、思い込みで重ねず相談します。建築一式なら何でもできる?福岡の附帯工事と専門工事の境界で混在工事の確認を案内しています。今後の記録では、契約ごとの内訳と自社の担当部分を残しておくと、実績を説明する際の手掛かりになります。
今後の請求資料では、施工場所や顧客を特定する情報とは別に、工事の種類、施工した範囲、使用した工法、自社の担当部分を整理して残します。許可申請のために過去の表題を書き換えるより、当時の内訳がどこに保存されているかを明らかにする方が、経験を正確に説明する準備になります。
業種を選ぶ順番。営業名より作業内容、見積の内訳を分解、対応する許可を確認の順に確認します。
水回りの改修は、管と電気などの境界を確認する
水回りの仕事は、設備機器の販売だけなのか、給排水配管や衛生設備の設置まで請け負うのかで整理が変わります。配管工事と電気工事が同時に発生するときも、どちらかの許可で全体を当然に扱えると見込まないようにします。附帯工事の考え方と、現場で必要な施工資格は別々に確認してください。
外構を含むリフォームも同様です。土の掘削、ブロック、舗装、植栽を営業上まとめて呼んでいても、許可の区分は作業内容によります。専門業者へ施工を依頼する場合も、自社が注文者との間で何を請け負うかが残ります。丸ごと外注するから許可の検討が不要になる、とは考えないことが大切です。
出典:福岡県「建設業許可申請等の手引き」第1 建設業の許可のあらまし/建設業法 第3条・第7条・第8条・第11条・別表第一。
軽微な工事の判定は、税や支給材を含めて行う
建築一式以外の軽微な工事の基準は工事1件の請負代金が500万円未満(税込)です。「超えたら」だけで覚えず、基準に達する場合を含めて判定します。税抜額で考えたり、注文者が支給する材料を判断から落としたりしないように、契約前の見積を全体で確認します。
同じ完成目的の工事を契約書だけ分ければ許可が不要になる、といった扱いはできません。正当な分割理由の有無や、工事の関連性も関係します。
建設業許可が必要な工事とは|福岡で軽微な工事を判断する順番で判断額の計算、建設業許可の請負金額|税込・材料・分割と追加工事の数え方で分割を検討する際の注意を確認してください。小規模の仕事を中心にしてきた会社も、受注が大型化した時点で人と証明資料の準備を始めると、判断の余地を確保できます。
契約前の判定。工事の区分、税込み・支給材・分割、必要な許可の準備の順に確認します。
出典:建設業法施行令 第1条の2/福岡県「建設業許可申請等の手引き」第1 建設業の許可のあらまし。
買取再販は、自社工事と他人からの請負を分ける
中古物件を自社で買い、改修後に売る計画では、不動産取引と工事請負を別々に確認します。自ら所有する物件を自社のために施工することと、他人から建設工事を請け負うことは同じではありません。また、不動産の売買を事業として行うかは宅建業免許の検討事項です。
物件の名義が自社でも、他社との請負契約をどのように結んでいるか、完成後に誰へどの形で売るかを整理してください。
物件購入費と改修の請負代金を単純に足して許可の要否を判定するものではありません。福岡のリフォームと買取再販|建設業許可と宅建業免許の分け方で詳しく扱います。当事務所では宅建業と建設業許可の両方の視点から、計画の契約関係を読み解く準備をします。
出典:建設業法 第3条・第7条・第8条・第11条・別表第一/宅地建物取引業法 第2条・第3条・第31条の3・第35条。
福岡での相談には、代表的な見積と資格の情報を用意する
今後受けたい工事を、内装、木工事、外装、設備などに分け、手元にある資格と過去の施工資料を対照させます。全業種をまとめて取ろうとする前に、受注予定と証明可能な範囲から優先する業種を決めましょう。分類が難しい仕事は、作業の順番を言葉にすると相談しやすくなります。
LINEでは「リフォーム業です」だけでなく、主な工事内容と、許可が必要になりそうな受注の予定をお知らせください。最初は顧客名や個別住所を伏せた説明で構いません。県の区分表をもとに確認し、経験資料を集める項目と、事前相談する境界を分けてご案内します。