国際行政書士斉藤事務所
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建設業許可申請書の書き方|福岡で最初に集める情報と記入手順

こんな方へ:申請書の空欄を埋める前に、資料を整理したい方へ

建設業許可の申請書は、表紙の記載と添付資料の内容を照合して整えます。

会社や人の情報、営業所、工事実績を資料から整理し、各書類へ同じ内容をつなげます。

福岡県の現行書式と記載例を使い、最後に書類同士の食い違いを点検する順番が実務的です。

表紙から埋めるより、会社・人・工事の情報を先に固めます

記入の前に参照する資料を決めると、会社や人の情報をそろえやすくなります。

会社の商号や所在地は登記等の基礎資料、経営や技術の経験はそれを確認できる資料に戻って確かめます。
古い申請控えは参考にしながら、現在の代表者や営業所の情報を照合して記載します。
どの資料を正本として参照するかを決めましょう。

申請区分と必要書類の一覧を先に確認することも大切です。
個人か法人か、一般か特定か、新規か更新等かによって、提出する書類や確認の範囲が変わります。
手元の書式を全部作るのではなく、今回の申請に必要なものを選び、その役割を理解します。

図1 表紙から順番に空欄を埋めれば完成しますか?原資料から基礎情報を固め、各書類へ展開します
原資料から基礎情報を固め、各書類へ展開します表紙から順番に空欄を埋めれば完成しますか? 1番目:申請者・作成担当が区分と必要書類を選びます。ここで今回作る書類の範囲が決まります。 2番目:原資料を知る担当が会社・人・営業所・工事の事実を確かめます。ここで転記の基になる情報がそろいます。 3番目:作成担当が人・工事・営業所等の書類へ展開します。ここで同じ事実が各様式へつながります。 4番目:照合する担当が表紙へ集約し横断して照合します。ここで添付と各書類の食い違いを見つけます。 現在の県書式・申請区分に合う記載方法を使います。 空欄を先に埋めるより、根拠を固めて関連欄へ同じ内容をつなげます。 工事実績は対象期間・完成区分・税込税抜等の前提をそろえます。記載例の数字や経歴を自社の事実として写しません。1申請者・作成担当区分と必要書類を選びます今回作る書類の範囲が決まります2原資料を知る担当会社・人・営業所・工事の事実を確かめます転記の基になる情報がそろいます3作成担当人・工事・営業所等の書類へ展開します同じ事実が各様式へつながります4照合する担当表紙へ集約し横断して照合します添付と各書類の食い違いを見つけます現在の県書式・申請区分に合う記載方法を使います
原資料から基礎情報を固め、各書類へ展開します表紙から順番に空欄を埋めれば完成しますか? 1番目:申請者・作成担当が区分と必要書類を選びます。ここで今回作る書類の範囲が決まります。 2番目:原資料を知る担当が会社・人・営業所・工事の事実を確かめます。ここで転記の基になる情報がそろいます。 3番目:作成担当が人・工事・営業所等の書類へ展開します。ここで同じ事実が各様式へつながります。 4番目:照合する担当が表紙へ集約し横断して照合します。ここで添付と各書類の食い違いを見つけます。 現在の県書式・申請区分に合う記載方法を使います。 空欄を先に埋めるより、根拠を固めて関連欄へ同じ内容をつなげます。 工事実績は対象期間・完成区分・税込税抜等の前提をそろえます。記載例の数字や経歴を自社の事実として写しません。1申請者・作成担当区分と必要書類を選びます今回作る書類の範囲が決まります2原資料を知る担当会社・人・営業所・工事の事実を確かめます転記の基になる情報がそろいます3作成担当人・工事・営業所等の書類へ展開します同じ事実が各様式へつながります4照合する担当表紙へ集約し横断して照合します添付と各書類の食い違いを見つけます現在の県書式・申請区分に合う記載方法を使います

この図で分かること空欄を先に埋めるより、根拠を固めて関連欄へ同じ内容をつなげます。

工事実績は対象期間・完成区分・税込税抜等の前提をそろえます。
記載例の数字や経歴を自社の事実として写しません。

出典:福岡県「建設業許可の手引き、申請書類などはこちら」提出書類・記載例。

工事実績は、契約内容・期間・金額の集計条件をそろえます

工事経歴書(様式第2号)と直前3年の各事業年度における工事施工金額(様式第3号)は、別々の数字を作る書類ではありません。
請負った工事の内容、業種、対象となる期間、完成や未成の区分を整理し、集計の前提をそろえます。
売上の帳簿を並べるだけで工事の区分まで決まるとは限りません。
経営事項審査を受ける場合の工事経歴は、県の記載フローに沿って税抜額で記載します。
経審を受けない場合も、選択した税込・税抜の表示、財務諸表との整合を確認します。
許可の要否を判断するときの税込み基準と、申請書の集計欄の記載方法を分けて確認していきましょう。
対象期間や端数処理も、記載方法に沿って資料全体でそろえます。

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工事経歴書(様式第2号)と直前3年の各事業年度における工事施工金額(様式第3号)は、別々の数字を作る書類ではありません。
請負った工事の内容、業種、対象となる期間、完成や未成の区分を整理し、集計の前提をそろえます。
売上の帳簿を並べるだけで工事の区分まで決まるとは限りません。

経営事項審査を受ける場合の工事経歴は、県の記載フローに沿って税抜額で記載します。
経審を受けない場合も、選択した税込・税抜の表示、財務諸表との整合を確認します。
許可の要否を判断するときの税込み基準と、申請書の集計欄の記載方法を分けて確認していきましょう。
対象期間や端数処理も、記載方法に沿って資料全体でそろえます。

工事の抽出と並べ方は、以下の内容を確認します。

経審ありは、元請完成工事を請負代金の大きい順に元請額のおおむね7割を超えるところまで記載し、続いて残りの元請・下請工事を全完成工事額のおおむね7割を超えるところまで記載します。
軽微な工事は10件を超えて記載不要、1,000億円超部分も記載不要という条件を県のフローで確認し、最後に主な未成工事を記載します。
経審なしは主な完成工事、主な未成工事を請負代金の大きい順に記載します。

経審の有無で記載方法が異なるため、工事の選び方と集計の方法を県の記載フローに照らして確認していきましょう。
完成工事の集計が終わってから主な未成工事を確認し、記載した工事だけの小計と、すべての対象工事の合計を分けます。

契約書と請求書の金額が違う場合には、追加変更や精算の有無を調べます。
共同企業体や兼業売上など、単純に足せない項目もあるため、数字を合わせるための調整を先に入れず、差が生まれた理由を説明できるようにしておきましょう。

出典:福岡県「建設業許可の手引き、申請書類などはこちら」工事経歴・施工金額の記載例。

略歴・沿革・使用人数(様式第4号)は、書類ごとの役割を分けます

人の経歴を書く書類と、事業の成り立ちを書く書類では、説明する対象が異なります。
常勤役員等(旧:経営業務の管理責任者)の経験を確認する際は、その人の立場と期間を、事業の沿革や証明資料と結び付けます。
会社が存在した期間に加え、その人が経営を担った立場と期間を資料で確認します。

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人の経歴を書く書類と、事業の成り立ちを書く書類では、説明する対象が異なります。
常勤役員等(旧:経営業務の管理責任者)の経験を確認する際は、その人の立場と期間を、事業の沿革や証明資料と結び付けます。
会社が存在した期間に加え、その人が経営を担った立場と期間を資料で確認します。

営業所技術者等(旧:専任技術者)についても、資格や実務経験、勤務状況をそれぞれ確かめます。
役員としての立場と、担当する業種に対応した資格・経験を確認してから、申請欄を整理していきましょう。

使用人数(様式第4号)は、許可申請なら申請日、事業年度終了後の届出なら年度末の状態を、営業所ごとに整理します。
常勤の役員や個人事業主を含め、建設業に従事する人を技術・事務等へ区分します。
技術と事務の両方なら主な業務で数え、建設業以外の兼業に従事する職員は除きます。

この人数は、会社の全従業員数をそのまま写す欄ではありません。
先に対象日と営業所を決め、建設業に従事する人を役割で整理します。
給与等の名簿と人数が違っていても、数字を合わせるために対象外の人を加えず、対象範囲の違いとして説明できるようにします。

従たる営業所の契約権限を持つ使用人は、実際の権限や勤務と照合します。

図2 会社が長く続いていれば、その年数を本人の経験にできますか?本人の経歴と、事業の沿革は説明する対象が異なります
本人の経歴と、事業の沿革は説明する対象が異なります会社が長く続いていれば、その年数を本人の経験にできますか? 説明する対象:人の経歴は候補者本人の地位・仕事。事業の沿革は事業の開始・名称・組織の変化。 期間の意味:人の経歴は本人がその立場にあった期間。事業の沿革は事業が存在・営業した期間。 つなぐ資料:人の経歴は本人の在籍・資格・担当の記録。事業の沿革は登記・営業・変更等の記録。 共通:同じ期間でも事実を混ぜず、人と事業のつながりを示します。 会社の存続年数を本人の管理経験へそのまま転記せず、対象を分けて記載します。 使用人数(様式第4号)も全従業員数の転記ではありません。申請日・年度末等の対象日と、営業所ごとの建設業従事者の区分を合わせます。人の経歴事業の沿革説明する対象候補者本人の地位・仕事事業の開始・名称・組織の変化期間の意味本人がその立場にあった期間事業が存在・営業した期間つなぐ資料本人の在籍・資格・担当の記録登記・営業・変更等の記録共通:同じ期間でも事実を混ぜず、人と事業のつながりを示します。
本人の経歴と、事業の沿革は説明する対象が異なります会社が長く続いていれば、その年数を本人の経験にできますか? 説明する対象:人の経歴は候補者本人の地位・仕事。事業の沿革は事業の開始・名称・組織の変化。 期間の意味:人の経歴は本人がその立場にあった期間。事業の沿革は事業が存在・営業した期間。 つなぐ資料:人の経歴は本人の在籍・資格・担当の記録。事業の沿革は登記・営業・変更等の記録。 共通:同じ期間でも事実を混ぜず、人と事業のつながりを示します。 会社の存続年数を本人の管理経験へそのまま転記せず、対象を分けて記載します。 使用人数(様式第4号)も全従業員数の転記ではありません。申請日・年度末等の対象日と、営業所ごとの建設業従事者の区分を合わせます。A人の経歴B事業の沿革説明する対象A候補者本人の地位・仕事B事業の開始・名称・組織の変化期間の意味A本人がその立場にあった期間B事業が存在・営業した期間つなぐ資料A本人の在籍・資格・担当の記録B登記・営業・変更等の記録共通:同じ期間でも事実を混ぜず、人と事業のつながりを示します。

この図で分かること会社の存続年数を本人の管理経験へそのまま転記せず、対象を分けて記載します。

使用人数(様式第4号)も全従業員数の転記ではありません。
申請日・年度末等の対象日と、営業所ごとの建設業従事者の区分を合わせます。

出典:建設業法 第5条・第6条・第7条/福岡県「建設業許可の手引き、申請書類などはこちら」主要様式・記載例。

福岡の現行書式を使い、古い控えや他県の記入例を混ぜません

県が案内する書式の入手先は福岡県の申請書類ページです。
書式一式には複数の手続きのものが含まれるため、今回必要なファイルを確認して使います。

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県が案内する書式の入手先は福岡県の申請書類ページです。
書式一式には複数の手続きのものが含まれるため、今回必要なファイルを確認して使います。

今回の申請や変更に合う現行の様式を選び、記載する欄を確認していきましょう。

記載例の会社名や人名、工事例は、欄の意味を知るためのものです。
それを自社へ置き換える際も、証明資料で確認できる事実を書く必要があります。
記載例と同じように見せるために、経歴や工事内容を作って整える方法は取れません。

人数の基準日や工事実績の対象期間は、今回の申請区分に合う記載例で確認してください。
人員の名簿や実績集計の基準日をそろえ、後から修正した場合は関連する欄も見直します。
財務諸表は申告書を写すだけでなく、建設業の様式に合わせた科目の整理も確認します。
必要書類の区分は建設業許可の必要書類|福岡で法人・個人が最初に集めたい資料で確認できます。

出典:福岡県「建設業許可の手引き、申請書類などはこちら」申請書式・記載例・改正案内。

書き終えたら、同じ情報を横断して照合します

最終点検では、書類ごとに完成したかだけでなく、同じ項目を横に並べて確認します。
商号、所在地、役職、経験期間、業種、工事実績などが、添付資料や別の様式と食い違っていないかを見る方法です。
誤りを見つけた場合は、転記先だけ直さず、基礎情報のどこから違ったのかを調べます。

  1. 申請区分と提出書類を決めます。
  1. 証明資料から基礎情報を整理します。
  1. 人・営業所・工事実績の書類を作ります。
  1. 表紙等へ集約し、書類同士の内容を照合します。

LINEでは、次の点をお知らせください。

  • 申請内容:どの申請を予定していますか。
  • 止まっている書類:どの書類の作成で困っていますか。
  • 合わない情報:数字や経歴のどこが合わないか。

全様式を独力で作り直す前に、欄の意味と証明する事実を分けて確認すると、修正する範囲を見つけやすくなります。

出典:福岡県「建設業許可の手引き、申請書類などはこちら」提出書類・記載例。

よくある質問

Q1表紙から順に埋める前に、何をそろえますか?
会社・人・工事の基礎情報を、参照する原資料に戻って整理します。
商号や所在地は登記等、経歴や経験は証明資料へ結び付け、転記する情報の出発点をそろえてから記入します。
Q2新規と更新の書式が混ざっているときは、どう選びますか?
今回の申請区分と、県の必要書類一覧から使用する様式を選びます。
書式一式に含まれる全ファイルを記入するのではなく、法人・個人や許可区分に合うものかを先に確認します。
Q3工事経歴書は、売上帳の工事名を転記すれば作れますか?
売上の表記だけで工事の業種まで決まるとは限りません。
契約内容、施工範囲、対象期間、完成・未成の区分を整理し、見積内訳などと照合して工事実績を集計します。
ほかの質問を見る(Q4〜Q10)
Q4工事経歴書と施工金額の書類は、別々に集計してよいですか?
同じ工事資料と集計条件につながるように整えます。
業種、対象期間、工事の完成状態などの前提をそろえ、どの契約がどの数字に入るかを後から確認できる形にします。
Q5まだ終わっていない工事も、完成した売上と同じ欄に書きますか?
完成・未成の区分を、対象期間と実際の工事の状態から確認します。
入金や請求の時期だけで決めず、契約と経理の原資料を照合し、今回の様式が求める集計条件へ合わせます。
Q6会社の沿革と、候補者の略歴は同じ内容でよいですか?
事業の成り立ちと、本人が担当した役割・期間は説明する対象が異なります。
会社が存在した期間だけで本人の経営経験を置き換えず、人の経歴を当時の立場と証明資料に結び付けます。
Q7使用人数などの欄は、前回の数字をそのまま使えますか?
現在の体制と、様式が求める対象を確認して記載します。
古い控えは参考にしつつ、どの営業所で誰がどの業務を担うかを整理し、他の人員に関する書類と食い違わないかを見ます。
Q8他県の記載例を使って、分からない欄を埋めてもよいですか?
今回の福岡県の現行様式と記載例を基準にします。
例の会社名や工事は欄の意味を知る材料として読み、自社の契約や経歴に合う記載は原資料を確認して整えます。
Q9書類ごとに会社名や期間が違うときは、どこを直しますか?
転記先だけを直す前に、どの基礎情報から違いが生じたかを確認します。
登記、経歴、工事実績など同じ項目を横に並べ、原資料と各様式が同じ事実を示すように合わせます。
Q10自分で書いた申請書は、どの順番で見直しますか?
区分と必要書類、会社・人の情報、工事の集計、添付資料との整合の順に点検します。
記入済みかだけで終わらせず、各欄の数字や期間がどの資料に基づくかを確かめます。