国際行政書士斉藤事務所

建設業許可の費用|福岡で手数料・報酬・実費の内訳を確認する

建設業許可にかかる費用は、行政へ納める手数料、依頼する行政書士の報酬、証明書等の実費に分けて考えます。
申請区分や一般・特定の組合せ、必要な資料の状態によって、支払う内訳は変わります。
当事務所の報酬は個別見積もりとし、何が含まれるかと追加対応の条件を確認してご案内します。

行政手数料・報酬・実費を分けると、支払う相手と目的が分かる

行政手数料は、申請する手続きに応じて行政へ納める費用です。行政書士の報酬は、確認や書類作成、提出等の依頼範囲に対するものです。実費は、公的な証明書の取得や、必要に応じた交通・郵送等にかかる費用として整理します。

同じ「新規申請の費用」という表示でも、手数料や実費が含まれているか、報酬だけを示しているかによって意味が違います。まず支払う費用の種類を分け、税込みか税別か、どこまでの作業を含むかを確かめてください。

自分で申請する場合も、行政手数料や必要な実費がなくなるわけではありません。資料を探したり、内容を確認したりする時間も必要になります。事務所へ依頼するかどうかを考える際は、金額の差だけでなく、自社で行う作業と、依頼して整理する作業を分けることが大切です。

見積もりの総額は、費用の種類ごとに確認する行政手数料、行政書士の報酬、証明書等の実費を別の欄に分け、依頼範囲と追加作業の条件を確かめる。行政手数料申請区分・組合せで確認+行政書士の報酬どこまで依頼するかを確認+証明書等の実費取得する資料・移動等を確認別々の費用を合算して、総額と範囲を確認

出典:福岡県「建設業許可の手引き、申請書類などはこちら」手数料。報酬・実費の区分は本稿の見積もり確認のための整理です。

手数料は、実際に行う申請区分と許可の組合せで選ぶ

代表的な知事許可の行政手数料は次のとおりです。この表は選択肢の一覧であり、すべての行を足して支払総額を求めるものではありません。新規、更新、業種追加など、行う申請の区分を確認します。

区分行政手数料
知事許可の新規90,000円
更新50,000円(一般と特定を同時:100,000円)
業種追加50,000円(一般と特定を同時:100,000円)
大臣許可の新規登録免許税 150,000円
合計(選択した手続き分)申請区分・許可の組合せを確定して確認

表に掲載した知事許可の新規の額は、一般・特定の片方を申請する場合の基準です。同時に両方を申請する場合や、他の申請を組み合わせる場合には別の確認が必要です。業種の数だけ単純に手数料を掛ける計算にもなりません。

同時申請の手数料は般・特新規+業種追加 140,000円/般・特新規+更新 140,000円/業種追加+更新 100,000円(更新が般・特の一方のみ150,000円、般・特同時200,000円)/般・特新規+業種追加+更新 190,000円です。一般と特定のどちらを追加し、どちらを更新するのかで表の該当欄を確認します。複数の許可区分がある会社では、現在の許可の内容と満了時期を整理してから申請の組合せを選びましょう。

出典:福岡県の許可申請手数料表/国土交通省「許可申請の手続き」。

見積もりの総額は、報酬と実費の条件もそろえて確認する

知事許可の新規申請を考える場合でも、依頼する内容は会社によって異なります。資格等で要件を説明できるか、過去の工事を集めて経験を証明するか、営業所がどのような状態かによって、確認や整理にかかる作業が変わるためです。

内訳見積もりで確認する内容
行政手数料申請区分と許可の組合せで確認
事務所報酬個別見積もり。税込みの額と含む業務を確認
実費必要な証明書等と取得の分担を確認
合計行政手数料+報酬+実費を、範囲が決まってから算定

追加の対応が必要になりやすい場面として、長い期間の実務経験の整理、直接補佐する体制の確認、営業所が複数ある場合等が挙げられます。ただし、その事情があれば一律に追加料金がかかると決めるものではありません。初めの見積もりに含む範囲と、追加で相談する条件を確認します。

依頼したい範囲が変わった場合や、当初分からなかった事情が見つかった場合の扱いも、受任前に確かめます。「追加がない」という言葉だけでは何を含むかが伝わらないため、申請区分の変更、証明資料の追加、他の手続きとの関係など、条件を具体的にしておくことが大切です。

出典:福岡県の手数料案内。事務所報酬の正式条件・追加対応の扱いは個別見積もりで確認。

全国の報酬統計は、依頼範囲と調査条件をそろえて読む

日行連の全国調査では、知事許可の新規申請の報酬は令和7年度報酬額統計調査(令和8年1月実施、消費税込み・立替金を含まない):建設業許可の知事・新規は、個人が平均132,040円・最頻値110,000円、法人が平均151,341円・最頻値165,000円です。これは当事務所の料金表ではなく、全国の回答を集計した統計です。平均や最頻値で、同じ業務を同じ条件で依頼できる額が決まるものではありません。

同じ新規申請でも、個人と法人、証明する経験の経路、営業所の状況、資料の収集をどこまで依頼するかで業務内容が変わります。全国統計を福岡の相場と読み替えたり、税込みと税別の表示を混ぜて比較したりせず、何の調査をどう使っているかを確認してください。

見積もりを受け取ったら、手数料や実費を除いた報酬の範囲と、税の表示を確認します。経験証明の準備、資料取得の代行、補正への対応、許可後の届出管理など、含まれる作業を並べると、自社で用意するものも見えてきます。追加作業が分かった際の連絡と見積もりの扱いも、依頼時に確かめておきましょう。

自社で資料を集める場合も、種類や取得時期が合わず取り直しになると、時間と実費が余分にかかります。取得前の一覧の読み合わせと分担の確認は、準備の負担を減らす方法になります。報酬の表示だけを切り離さず、費用の総額と業務の範囲を一緒に検討してください。

出典:日本行政書士会連合会「報酬額の統計」/同報酬額統計調査の建設業許可申請の集計。

福岡の納付経路を確かめ、資料の準備で取り直しを減らす

納付方法は紙申請は提出先窓口での福岡県領収証紙または利用可能なキャッシュレス決済、JCIPによる電子申請は「納付待」の案内に従うふくおか電子申請サービスでのオンライン決済です。紙の申請と電子申請では、利用する経路やタイミングが異なります。納付を先に済ませれば準備が進むと考えず、申請方法と対象となる手数料を確認してから案内に沿って支払います。

費用を抑えるために整理できることは、既にある資料の所在を確かめ、必要な証明書の種類と時期を確認し、同じ資料を何度も取り直さない段取りを組むことです。反対に、必要な確認を省略したり、実際と異なる経歴や工事を記載したりする方法は選べません。

営業所や人員の予定が変わる可能性がある場合は、変更の見込みを早めに伝えてください。確定していない前提で資料を整えると、撮影や証明、書類の修正が必要になることがあります。省ける手間と、省略できない要件確認を分けて考えましょう。

減らせる手間と省略できない確認資料の整理による取り直しの減少と、要件そのものの確認は分けて考える。減らせる手間資料の捜索取得の取り直し省けない確認実際の要件事実の証明

出典:福岡県「JCIPのご案内」手数料の納付方法/同「許可後の手引き」。

LINEでは、申請区分と資料の状態を伝えて見積もりへ進む

見積もりを依頼する際は、新規か更新等か、希望する業種、個人か法人か、営業所の数や使い方、人の要件の候補、準備できている資料を分かる範囲でお知らせください。金額を出す前に、何の作業が必要かを確認する段階があります。

支払いについては、行政手数料と事務所報酬を同じ日に同じ方法で納めるとは限りません。見積もりや受任時に、請求の時期、支払方法、実費の精算、取りやめや申請内容が変わった場合の扱いを確認します。会社の経理担当へも内訳を共有し、どの費用の請求か分かる形で管理すると、支払いや仕訳の確認を進めやすくなります。

当事務所の料金の案内は福岡の建設業許可の費用案内|報酬・手数料・実費の見積もり、全体の段取りは建設業許可の流れと期間|福岡で申請前の準備から通知まで見渡す、期間の準備は福岡の建設業許可|急ぐときに先に整えたい資料と申請の段取りで詳しく説明します。ご希望の完了時期や現在の資料の状態も、見積もりに関係する確認事項です。資料の内容と依頼範囲を確認し、個別見積もりで進めます。

出典:福岡県の申請区分・手数料案内。見積もりの整理方法は本稿の案内です。